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青汁王子(三崎優太)さんに何があった?そしていくら失ったのか

「青汁王子」で有名な実業家の三崎優太さんが「何を隠すこともなくお金がなくなりました。リアルになくなりました」と投稿。
そこで、なぜあのお金持ちの青汁王子が大金を失ったのか調査してみました。
※今回の記事は株が趣味の私の主観がかなり入っていますので、ふーんぐらいの感覚でお楽しみください。

お金は株の信用取引で失った

8月17日に公開した「お金がなくなりました。今の状況を全てお話しします。」と題するYouTube動画で株で大損してお金を失ったことを語っておられました。

お金を失った詳細

実際に大暴落により追証(=追加保証金)が発生するくらい含み損が膨らんだようです。
そして、その状態で決済されると、口座残高がマイナスになるとおっしゃっていたので、この時はかなりつらい状況だったと思います。

では具体的な金額は?というと「10億」とか「20億」とかいろいろ出てくるのでそこを少し補足します。

まず失ったお金を実現損益(=実際に得られた収益(被った損失)のこと)としてお話させていただきますが、実はその金額は分からないです。それは動画内で話していないですし、Xでも今のところ公開していないからです。

しかし、「ポジションを一部切った」とテスタさんとの動画で話しているので、そこである程度損失が確定しているはずです。

では何故「10億」とか「20億」といった金額が出てくるのか?

「10億円」は評価損

青汁王子は動画内で評価損が10億円ある。とスマホの画面を見せてくれています。

評価損とは下記で引用しているように保有資産の購入時の価格と現在の価格(時価)の差額(下がっている場合)のことです。なので今後、株価が上がれば損失は減るし、下がれば増えていきます。

評価損益とは、保有資産の購入時の価格と現在の価格(時価)の差額のことをいいます。保有資産の価格が購入時に比べ上がっている場合には「評価益がある」といい、逆に下がっている場合には「評価損がある」といいます。
引用: SMBC日興証券

また青汁王子は動画内で「全部で約20億円口座にいれている」とおっしゃっています。
なので20億円口座に入れて運用をして、口座に入ってる余力とポジションが合わせて10億円ぐらいの価値になってしまった。なので、「10億円」の評価損になってしまった。ということではないでしょうか。

「20億円」はおそらく絶頂期からの落差

また、動画内で青汁王子は「30億円が10億円くらいになっちゃった」と林社長との電話で話していましたが、これは20億円(おそらくその時はもっと少ない)を元本にに運用して最初は利益がたくさんでて、資産の評価額が30億円まで増えたのだと思います。そしてそこから10億円まで下がった。なので「20億円」失った。ということだと思います。
ただし、これも評価損益の話です。

青汁王子が保有していた銘柄

青汁王子は動画内で保有銘柄にも少し話していました。
複数銘柄持っていたようですが、メインとして大損したのは「TWOSTONE&Sons (7352)」のようです。

「TWOSTONE&Sons (7352)」の根拠

これも動画内でおっしゃっていました「ある銘柄の大株主で(名前)出てるんですけど」と。
それで調べてみたらちゃんといました。

出典:SBI証券

この会社の事業内容ですが四季報でしらべてみると下記のようなものでした

ITエンジニアと企業のマッチングが柱。Webメディアのコンサルやプログラミング教室も
引用: 四季報

恐らく、SESみたいものがメインの会社でそこから事業が拡大したって感じだと思います。
よくCMを打ってる会社だと「ギークス」や「レバテック」と似ているのだと思います。

保有株数

四季報を見る限りだと40万株ほど保有していますが、これはおそらく現物で保有している株ですね。
しかし、40万株だけでは暴落で20億円もの落差にならないですし、一番高いところで購入しても7、8億ぐらいにしかなりません。
ここからは推測なので信憑性が下がりますがおそらく信用口座で150万株前後は保有していたのだと思います。

青汁王子の現状

ここまで青汁王子が失ったお金と銘柄について推測してきました。
今この記事を書いているのが2024年10月3日です。青汁王子が大損失を出したのが2024年8月5、6日の大暴落なのでそこから2ヶ月ほど経っています。

その間に株価も青汁王子の取り巻く環境も変わっているので現状を推測していきます。

「TWOSTONE&Sons (7352)」の株価は少し回復

「TWOSTONE&Sons (7352)」の日足チャートがこちらになります

出典: SBI証券

大暴落の時は約600円まで下がりましたが、10/3の終値では813円となっています。
なので青汁王子の含み損はおそらく10億円から少し回復していると思います。私の推測だと8億円より少なくなっているのでは?と思っています。

ポジション整理はかなり済んでいる

9月末までお金が無いアピールをしていたが、某社長によりそれをクリアした。
それ以降お金が無いアピールが収まったのだがこれは何故か?
恐らく9月末にポジションが決済されて含み損がかなり解消されたのだと思います。

信用取引には制度信用と一般信用がありますが、よく使われるのは制度信用の方です。
そして制度信用には決済期限があります。それにより新規取引をしてから6ヶ月で強制決済されるのですが、9月末がその期限だったのではないでしょうか。

融資などでキャッシュも増えた

また、某社長から3億融資してもらったとか車を1億の現金で購入してもらったとかで、私が確認しているだけでも4億円のキャッシュが青汁王子の手元にはあります。なので含み損はありますが、だいぶ精神的には楽になってきたのではないでしょうか?

株価下落の恐怖は続いている

ある程度キャッシュが増えて余裕が得てきたかもしれませんが、すべてのポジションを解消したわけではないとおもうので株価下落の恐怖はいまだ続いていると思います。

私の見解ではこの銘柄はギャンブル要素が強い危険な銘柄だと思っています。そんな銘柄が月足でみると下落トレンドを作っています。なので損切という辛い選択をしないとなかなか危険な状態なのではと推測しています。精神的にもあまりよくないですし。

まとめ

お金を失った青汁王子に何があったのか調べてみましたが、自分が経営する会社のお金を拝借したり、某社長から融資してもらったりしているので借金がある状態だとは思いますが、20億円入金していた口座で8億円の資産が吹き飛んでいるのが現状と予想しますので、そこまで危機的状況でもなさそうです。

しかし、含み損をこのままにしておくともっと負債が膨らむ可能性もあります。また、対象の銘柄は10月15日に決算発表があるので、その結果が悪いとまた暴落する危険もあります。そこまでにどう動くのか?今後の青汁劇場に目が離せません。