令和になり、かつて人気だったアニメ作品の再アニメ化(リメイク)が相次いでいます。その中でも最近一番話題になったのは『らんま1/2』ではないでしょうか。
漫画連載から37年、最初のアニメ化から35年。時が経ってもここまで話題になる人気の理由は一体、何なのでしょうか。新アニメ放送前にその人気の理由を紐解いていきましょう!
らんま1/2とは
『らんま1/2』は、高橋留美子による日本の漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)で1987年36号から1996年12号まで連載、単行本化された。
作品の特徴
物語は主人公の乱馬を中心に、許婚のあかねや天道家の住人、乱馬のライバルたちを巻き込んでの格闘物からコメディー、学園、季節のイベントごとが中心となる。基本的には格闘ものとそうではない話が交互に展開される。
水をかぶると女に変わる
主人公の乱馬は普段は男子高校生ですが、水をかぶると女の姿になります。そして女の姿でお湯をかけると男に戻ります。
なので乱馬自身が男から女に変わることでお色気シーンになったり、女の状態でお風呂に入って男になったところに別の女性が入ってきてお色気シーンになるといった感じで男性には嬉しいシーンが多かった。
『らんま1/2』人気の理由
今でも広がる るーみっくわーるど
女性に人気がある要素がここではないでしょうか?結構ラブコメの要素が強いですしね。
るーみっくわーるどとは漫画家高橋留美子による作品群の名称で、コメディ、ラブストーリー、バトル、ホラーなど幅広いジャンルにわたる作品集を表しています。
高橋留美子作品のすごいところは大人から子供までどの世代が見ても面白いと思えるところ。どの作品も古さを感じさせないところがるーみっくわーるどの魅力だと思います。
ユニークで斬新な設定
『らんま1/2』といえばやはり「水をかぶると変身してしまう」という設定がとにかく斬新でした。
らんまは女に変身してあかねのデートを邪魔してみたり、父の玄馬は都合が悪くなったらパンダに変身して喋れないフリをしてみたりパンダの姿のまま働いていたり、らんまのライバルの良牙は子豚に変身してあかねにくっついたりと、動物になることをメリットとして考えているフシがあります。
個性が強い豊富なキャラクター
キャラクターが多すぎると1人1人の個性が失われそうですが、らんまに出てくるキャラクターはとにかくみんな個性的なんです。数話しか出てこないのにものすごいインパクトを残していくので、また違う話に出てこないかなと思ったこともしばしば。
ラブコメ・アクション・ギャグ・お色気の絶妙なバランス
男性の私からするとこの要素が一番大きな理由だと感じます。
昔は今ほどネットが普及していなかったので、この漫画のお色気要素は貴重でした。
そして現在、新作をみるとアクションやギャグ、ラブコメとお色気と様々な要素が入っていていろんな見方、いろんな感情を持ってみることができます。
ラブコメ要素としては、親が決めた許嫁ということで最初は乗り気でない2人ですが徐々にお互いに惹かれていく部分。
アクション要素としては、色々な目的で戦いを挑んでくる敵と早乙女流の武術で戦う部分。
そこにただ戦うだけではなくスケートや新体操、茶道などを絡めて面白おかしく戦うギャグの要素。
どれか1つだけだと偏りすぎて飽きてしまいそうな部分を、その3つの要素が絶妙に絡み合うこと面白さが最大限に引き出されています。
豪華な声優陣
今でも人気の理由は豪華な声優陣が勢揃いしている点にあると思います。こんなに豪華な声優陣の声を聞けるのは『らんま1/2』くらいなのでは? と思ってしまうほど。
また、多くのキャラクターの声が新旧で同じ声優さんが担当しているのも魅力ではないでしょうか?
まとめ
今の35~50歳ぐらいまでの人はこのリメイク版をとても楽しみにしているのではないでしょうか?
特に高橋留美子先生の作品は女性人気が高いのでリメイク版に期待している女性も多いはず。
この記事を書いている夜には第2話も放送されます。
第1話を見た感想は普通に面白かったです。
またすでに様々なところでリメイク版の商品が発売されています。
恐らく今後もっと人気が上がってくると思います。今後の『らんま1/2』の展開に期待しましょう!