「もちまる日記」は登録者216万人を超える人気YouTubeチャンネルです。そんな人気チャンネルが10月10日に更新した「間違って炭酸水を舐めちゃった猫のリアクションがかわいすぎましたwww」の動画に批判が集まっていました。
たびたび炎上する「もちまる日記」。過去にどんな内容で炎上していたのか?なぜ炎上するのか調べてみました。
炭酸水をなめた猫のリアクション動画
コメントを見ると「間違って炭酸水を舐めちゃった」としているのに、明らかに舐めるように誘導したことや、もちまるの苦しそうな表情をスローモーションしたり、「口の中がしゅわっとしてまさかの反応w」とあざ笑うような編集をしたことで、批判が続出したようです。
炭酸水をもちまる猫が舐めた動画はすでに削除されていますが、内容をざっとまとめるとこんな感じでした。
- 飼い主が猫たちの前でコップにコーラを注ぐ
- 猫の水入れに炭酸水を注ぎ、猫を観察
- 炭酸水を前にしたもちまるは前足を浸し、足についた炭酸水を舐めると驚いて顔と足をブルブルと震わせ、後ずさりして逃げていく
※その様子に、「口の中がしゅわっとしてまさかの反応w」というテロップをつけ、さらに苦悶の表情をスローモーションでリプレイするという編集
視聴者の炎上コメント
下僕がワザと炭酸水を飲ませたくせに大嘘タイトル。わざわざ、もちまるが苦しんでるシーンをスローモーションにして草を生やす性格の悪さ
間違って炭酸水を飲んでしまった??飲ませるように誘導させといてもちまるのせいにすんなや しかも腎臓病の子に信じられへん
腎臓病のもちまるにミネラルの過剰摂取させようとするなんて虐待でしかない
猫に炭酸水を飲ませるとどんな危険があるのか?
炭酸ガスが体内溜まる
猫に炭酸水を与えると、炭酸水に含まれている炭酸ガスが体内に溜まり、体調不良をきたすことがあります。
炭酸水を飲めば、げっぷとして飲み込んだガスを外に排出するのが自然です。しかし、猫はげっぷをすることが苦手です。少量であれば外に出せますが、大量に飲み込むと、上手く外に出すことができません。
すると、胃の中に残ったガスによって、胃が膨れ、胃拡張や鼓腸症、胃捻転などの病気を引き起こすことがあります。場合によっては、命の危険もあるため、要注意です。
ミネラルの過剰摂取
猫に炭酸水を与えることは、ミネラルの過剰摂取になる可能性があります。
無糖の炭酸水は、ミネラルウォーターで作られており、ナトリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富です。
これらのミネラルは、猫の腎臓に負担をかけるため、高血圧や結石の原因となることがあります。
ミネラルの過剰摂取による影響は、炭酸水を飲んですぐに起こることではありません。ですが、習慣的に炭酸水を与えていれば、健康に及ぼす影響は大きくなります。
参考: ペットショップ 犬の家&猫の里
『もちまる日記』の過去に炎上した動画概要
- 人間用のトイレで排泄したもちまるが落ちてしまった際、ビチョビチョに濡れた姿を撮り続けて炎上。
- もちまるを氷風呂に入れたり、雪の上を散歩させた。
- 飼い主の友人から預かっていたヒヨコを、もちまるの前に近づけた。
- もちまるたちが使うトイレに、かりんとうを入れて撮影。
- 病気持ちのもちまるを観覧車に乗せたり、ホテルに同伴させている。
- もちまるたちのケンカを、止めることなくを撮影。
- 「子猫が棚に閉じ込められた」という動画がやらせ。
- 猫にカップうどん容器で作ったエリザベスカラーをつけ、危険と。
- 新幹線内でもちまる猫をケージから出した上、その後のコメントが嘘とわかった。
- 有名ホテルで宿泊した際、もちまる猫がベッド上で糞をしてしまった。
人間用のトイレで排泄
人間用トイレを使わせている非常識さと、水の中に落ちてずぶ濡れになったもちまるを、拭こうともせずカメラを回し続けた下僕さんの態度に、批判が寄せられています。
氷風呂に入れたり、雪の上を散歩
猫は本来寒さに弱いため、雪の中で長時間過ごすこと自体に問題がありますし、雪の上を歩かせるときには、肉球が霜焼けにならないよう注意する必要があります。
下僕さんは肉球に保湿クリームを塗ったり、体を温めるための湯たんぽも用意して、寒さへの対策は行っていたようですが、もちまるに無理をさせてるのではと心配する声が上がっていました。
ヒヨコを近づける
下僕さんは友人からヒヨコを預かったそうで、そのヒヨコをもちまるに近づけてリアクションを撮影していましたが、肉食動物である猫にヒヨコを近づけるのは、あまりに危険な行為であるため、批判の声が上がりました。
動画は既に削除。
トイレにかりんとうを入れる
かりんとうを猫の排せつ物に見立てて、トイレに入れてもちまるのリアクションを楽しむ。
食べ物と汚物を混同することを受け入れられない人は一定数いるでしょう。
病気持ちのもちまるの外出
腎臓に病気を持つもちまるを観覧車に乗せたり、ホテルに泊まらせたりと長時間、ストレスのかかる可能性がある環境に連れて行ってしまっている。
新幹線内で猫をゲージから出す
新幹線に乗った下僕さんともちまるですが、水分などを補給するため、下僕さんはもちまるを多目的室に連れていき、ケージから出してひざの上に乗せ、その様子を配信しています。
また、JR東日本から許可をもらっているとのことでしたが、動画で乗っている新幹線がJR東日本以外の会社が運行しているものであったため、本当に許可をもらっていたのか?疑いの声が上がっている。
『もちまる日記』過去最大級の炎上
多くはないですがたびたび炎上するもちまる日記。その中でも特に大きな波紋を呼んだ出来事が、「新しい子猫の登場をさせる」というもの。
炎上の経緯
この炎上は1つの動画によるものではなく複数の動画によって起きたものです。
最初に上がったのは、もちまるの病気に関する動画「もち様の腎臓について」でした。この動画では、もちまるが腎結石を発症していることが明らかになりましたが、幸い結石が小さいため特別な治療は必要なく、経過観察を続けながら普通に暮らせることが判明しました。
しかし、もちまるの病気に関する動画の直後に投稿されたのが、別の子猫の紹介動画。これが炎上の火種になりました。
視聴者の間で「子猫を使ってお金を稼ぎ続けようとしているんじゃないか、もう少しもちまるのことを大切にしたほうがいい」という意見が多くなり、大変な炎上を引き起こしました。
もし、もちまるの動画が撮れなくなり、収入減を失うことを恐れた『下僕』が第二・第三のもちまるを用意するような行いに見えてしまった。また、もちまるが年老いたら再生回数が稼げなくなるから、かわいい血統書付きの子猫で再生回数を増やす道を選んだのか?という捉えられ方をしてしまったようです。
個人的には血統書付きではなく保護猫を選んで欲しかったですね。たくさんの猫と暮らしたいならわざわざ血統書付きを選ばなくてもいいと思いますし。
おそらくそういったことも含めてこの事件は大きく炎上したのでしょう。
現在のもちまる日記
子猫たちは3匹おり、それぞれ『あずき』『るま』『むぎまる』と名付けられています。これらの3匹の血統書つきの子猫には罪はないことから、過度に3匹の子猫に対する攻撃をしないようにという呼びかけがインターネット上で盛り上がっています。
もちまる日記が炎上する原因
見る人によっては虐待に見えてしまう
猫の個性やストレス耐性に差はありますが、大概の猫が嫌がる行為は、もちまるもストレスに感じている可能性があります。また、猫は環境が変わるとストレスを感じやすいのですが、もちまるを頻繁に外に連れ出しているので、虐待しているように映ってしまうのかもしれません。
また、暑い環境、寒い環境に猫を連れて行くような動画もありますので、そのあたりも虐待という見方につながってしまうのかもしれません。
やらせ感のある企画
多くは動画のタイトルと内容の差異によって「やらせ」という批判を受けることが多いようです。
あたかも猫が自発的に行った、偶然そうなったようなタイトルをつけているが、内容は『下僕』さんが様々なことが起こるように仕向けている。といったことからそのような批判につながっているようです。
批判コメントの削除
会社でもSNSでもよくありますが、もちまる日記も批判的なコメントの削除を行っている可能性があります。
チャンネルの運営上の判断だと思いますが、そこに批判を隠しているようなズルさ等を感じさせてしまっているのかもしれません。
まとめ
過去からもちまる日記を見ていますが、私がもちまる日記の炎上を始めて確認してのはもち様に腎臓の病気が見つかった直後に別の猫を飼おうとしている動画があがったときです。
そこまでは炎上した話を聞かなかったので、そこから視聴者が不信感を持ち出したのかもしれません。
また、最近ではネタ切れなのか、少し猫に配慮が無いなぁと思う動画(企画)も散見されます。
特にヒヨコともちまるを近づけるのは、もし何かあったらどうするんだろう?と思った記憶があります。
普段はほのぼのとしたネコ動画をあげてくれる『もちまる日記』です。すでにかなり稼いでいると思いますので、再生数より猫や他の動物を優先していただけたらなぁと思います。