日本時間、2024年10月26日から行われている米国のワールドシリーズ『ドジャースVSヤンキース』。
その1回戦で逆転満塁サヨナラホームランを打ったのがフリーマン。
X(旧twitter)でもトレンドとなっているこの選手はどんな人なのでしょうか?
フリーマンのプロフィール
フレディ・フリーマン(英語: Freddie Freeman, 本名:フレデリック・チャールズ・フリーマン(Frederick Charles Freeman)、1989年9月12日 – )。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ファウンテンバレー出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。
MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。
2020年のナショナル・リーグシーズンMVP(最優秀選手賞)。シルバースラッガー賞も3度獲得している。
フリーマンはアメリカ合衆国とカナダの二重国籍のため、ワールド・ベースボール・クラシックにはアメリカ合衆国代表とカナダ代表の両方で代表資格を持っており、フリーマン自身は長年カナダ代表として参加することを熱望していた。
表彰
- シーズンMVP:1回(2020年)
- シルバースラッガー賞(一塁手部門):3回(2019年 – 2021年)
- ゴールドグラブ賞(一塁手部門):1回(2018年)
- ルーキー・オブ・ザ・マンス:1回(2011年7月)
- プレイヤー・オブ・ザ・マンス:3回(2016年9月、2020年9月、2023年5月)
- プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:5回(2012年4月23日、5月7日、2016年6月19日、9月4日、9月25日)
- ハンク・アーロン賞:1回(2020年)
- ベーブ・ルース賞:1回(2021年)
幼少時代
父親が幼少期にナショナルホッケーリーグ(以下:NHL)のトロント・メープルリーフスの試合を観戦して育った影響で、フリーマンも幼少期は父親に連れられて地元のNHLのアナハイム・ダックスの試合を観戦して育ち、大のホッケーファンになった。また、ロサンゼルス・エンゼルスの大ファンでもあったという。
フリーマンの家族
両親は共にカナダ人であり、フリーマン自身もアメリカ合衆国とカナダの二重国籍である。2人の兄がおり。従姉妹はテニス選手のカーソン・ブランスティーン(英語版)。
フリーマンは結婚しており、妻はアメリカ合衆国のドラマに出演経験のある女優。その妻との間に3人の子どもがいる。
経歴
プロ入り
2007年のMLBドラフト2巡目(全体78位)でアトランタ・ブレーブスから指名されプロ入り。
2010年はAAA級グウィネット・ブレーブスで打率.319、18本塁打、87打点、OPS.898という成績を残し、9月1日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー。
ドジャーズに時代
2022年3月18日にロサンゼルス・ドジャースと6年総額1億6200万ドルの契約を結んだ。背番号はブレーブス時代と同じ『5』。
同年は移籍初年度から活躍し、両リーグ最多の199安打を記録。また、キャリアハイの13盗塁も記録した。 オフの12月5日には2年連続2度目、通算では4年連続4度となるオールMLBチームの一塁手に選出された。
参考: wiki
ドジャース公式X
ドジャースが公開した集合写真では中央左のお行儀のよいフリーマンはひときわ目立っていた。SNS上のファンも「品がありすぎるフリーマンにしか目がいかない」「フリーマン1人だけ棒立ち拍手なのおもろい」「フリーマンお上品」「フリーマンはステキな人だ」と反応していた。
レギュラーシーズン終盤に右足首を痛める
レギュラーシーズン終盤に右足首を痛め、毎日3時間以上を治療に費やすような日々が続いているようです。
フリーマンはワールドシリーズが始まる前に「ワールドシリーズまでに休養期間があるから、100%の状態で第1戦を迎えられるように準備するつもりだ。第1戦にスタメン出場することに疑いの余地はないと思っている」と話している。
しかし、フリーマンが本調子でないことは明らかで、ここまでポストシーズン8試合に出場して32打数7安打の打率.219、長打は1本もない。地区シリーズでは第4戦を欠場し、リーグ優勝決定シリーズでも第4戦を欠場。ドジャースにとって4年ぶりとなるワールドシリーズ進出が決まった第6戦にも出場しなかった。デーブ・ロバーツ監督は「ワールドシリーズに向けて休養を与えることが目的だった」と説明している。
2021年にワールドシリーズの制覇を経験
フリーマンはブレーブス時代の2021年にワールドシリーズ制覇を経験しており、その年のワールドシリーズでは6試合で打率.318、2本塁打、OPS.996の好成績をマーク。その経験値は捨てがたく、重量打線を誇るヤンキースに対抗する意味でも、フリーマンが「3番・一塁」で出場できることの意味は大きい。
まとめ
2024ワールドシリーズ1戦目。
フリーマンの逆転満塁サヨナラホームランにより、ドジャースにとっては最高の出だしとなりました。
足を痛めているのによく走り、ホームランを打ち活躍するフリーマンのプレーには感動すら覚えます。
残りの試合の活躍も期待せずにはいられません!