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上越市長・中川幹太の失言集!経歴・政策から炎上・謝罪まで全貌を徹底解説

2025年7月、新潟・上越市長の中川幹太氏が“〇〇の米はまずい”発言で炎上し真摯に謝罪。広島大学工学部出身、NPOで地域活性に取り組んだのち、2期の市議を経て市政へ。地域愛溢れる活動実績と問題発言からの信頼回復まで、最新情報を総まとめしました。


炎上発言と謝罪状況

「三田の米はまずい」発言(2025年7月1–3日)

発言の内容と経緯

2025年7月1日、上越市長・中川幹太氏は、ふるさと納税専門官の委嘱式で「高校時代に住んでいた兵庫県三田市の米はまずい。これあんまり言ったら怒られるんですけど」と発言しました。

さらに7月3日に市内専門学校の授業でも同様の発言を繰り返したことが報じられています 。


反響と地域の怒り

三田市の田村克也市長は強い怒りを示し、7月10日に記者会見を実施。「農業者の努力を踏みにじる発言」「予期せぬ風評被害を招く重大なミス」とし、抗議状を送付し、公式の場で謝罪するよう求めました。

兵庫県の斎藤元彦知事も同日行われた定例会見で、「関係のない他地域の食べ物を貶めるのは非常に残念」と厳しいコメントを発しています。


中川市長の謝罪と説明

2025年7月9日、市役所での緊急記者会見にて中川市長は発言を「軽率かつ不適切」とし、真摯に謝罪しました 。

同日、三田市の田村市長と電話で謝罪。さらに8日には謝罪状を送付し、関係改善に向けて努力する姿勢を示しています。記者会見では「上越の米がおいしいと伝えたかったが、不適切な比較になってしまった」と釈明しました 。

動画で見る謝罪会見

記者からの質疑応答も含め、謝罪の真意や今後の対応方針が詳細に語られています。


今後の対応と展望

三田市からの要請:田村市長は中川市長が三田市を訪れ、農業者らへの直接謝罪を7月中に行う方向で調整中と発表。実施の詳細は今後確定予定です 。

信頼回復への課題:謝罪後も、地域間の関係修復や風評被害の沈静化には時間を要する見込みです。三田農業関係者の理解を得られるかが今後の焦点となります。

商店街否定

発言の内容と背景

2022年4月19日、高田本町商店街の若手商店主との懇談会で、市長は 「直江津に商店街はない」
「若い世代で高田本町を中心市街地だと思っている人はいない」
などと発言し、直江津や高田の商店街を否定するような言い回しを口にしました


商店街関係者の反応

4月28日には、高田本町・直江津両地区の商店街幹部が市役所を訪れ、市長と面会しました。幹部らは言葉への配慮を求める一方、 「新たな気づきができた」「柔軟に受け止めている」
という前向きな姿勢も示しています 。

直江津商店連合会の会長は、「言葉がストレートすぎた」とし、今後は「優しく響く言葉」を求めました 。


市長の釈明と謝罪

記者会見で中川市長は、「誤解を招く軽薄な言葉遣いがあった」と発言を認め、今後関係者との対話を続ける姿勢を示しました 。

また、「直江津や高田との信頼関係を築いていかなければならない」と強調しました

私立高校の“偏差値が低い”発言

2023年7月5日に開催された「新潟経済同友会との懇談会」において、中川市長は上越市内の2つの私立高校(関根学園・上越高校)について、「県内では県立・公立よりもレベルが下にある」「偏差値が低い」と発言しました。

席上では一度訂正を試みたものの、記者対応で「偏差値が低い」と重ねて発言し、内容が一部報道に残っています。


当該高校への謝罪と対応

翌7月6日に、市長は関根学園と上越高校を直接訪問し、謝罪の言葉を述べるとともに、自身の発言を「考えが間違っていた」と認めました

今後は学校関係者・保護者・生徒との信頼関係を再構築する必要性を強調しています。


公式謝罪の表現とコメント

中川市長は報道陣に対し「申し訳ない」「考え方を改めたい」と表明。

教職員や生徒、保護者に不快な思いを与えた点について深く反省していることも明言しました。


市議会・メディアの反応

地元メディアや市議会では、「公式の公開懇談会だっただけに、発言の重みが大きい」「市長として配慮を欠いている」との指摘もありました 。

一方で、「投資・DXをテーマとした説明の場で、つい本音が出た」という見方も一部にはあり、軽率さを反省する姿勢への評価もあります



中川市長の基本プロフィール

名前中川 幹太(なかがわ かんた)
生年月日1975年6月20日(2025年時点で50歳)
出身地広島市(育ちは大阪・兵庫県三田市など)
最終学歴広島大学工学部卒業(1998年)
前職環境省関連NPO職員・地域活性団体「かみえちご山里ファン倶楽部」事務局長

NPO活動から政治家へ

  • 環境NPOから地域活性へ:大学卒業後、環境省の外郭団体やNPOに勤務。2001年からは「かみえちご山里ファン倶楽部」で事務局長として地域の文化・農業・環境保全をリード
  • 市議2期・最多得票で当選:2008年上越市議当選(4372票でトップ当選)、2期8年務め活動に評価
  • 市長就任:2017年初挑戦し僅差で敗北後、2021年11月の選挙でリベンジし上越市長に就任

市政での主な取り組み

  • 持続可能な地方創生:歴史・文化・エネルギー資源を活かしたまちづくりに注力
  • 若者定住・DX推進:奨学生支援やIT人材育成、DX政策など、次世代の定住環境にも力を注いでいます
  • 備蓄・エネルギー強化:食料備蓄やLNG港としてのインフラ整備による災害に強い地域形成を推進

将来展望と注目ポイント

信頼回復のための行動:謝罪後、農業支援や三田市との連携などを通じて実効ある対応が期待されています。

地方創生リーダーとしての手腕:文化・観光・エネルギー分野の政策は全国注目株。次期市政への成否が重要視されます。


まとめ

広島大卒、NPO–市議–市長と積み上げたキャリア

地域密着型政策、備蓄・DX・観光・若者定住に注力

最近の発言炎上で謝罪対応、信頼回復が焦点

市民との対話と政策実行が次の評価のカギ

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