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闇バイト強盗に狙われる・狙われにくい家の特徴とその対策

最近、首都圏で多発している闇バイト強盗。
自分の家は、家族の家は大丈夫か?と心配になる人も多いのではないでしょうか?
本記事では闇バイト強盗の被害にあわないために、狙われる・狙われにくい家の特徴、狙われないための対策、強盗が入ってきてしまったときの対策などをまとめています。

闇バイト強盗に狙われる家の特徴

今起こっている強盗事件は少額の家にある金を狙っているケースも多く、どこの家が狙われてもおかしくありません状況のようです。
その中でも、狙われやすい家には下記のような共通点があるといわれています。

  • 郊外の戸建て
  • 築30年以上たっている
  • 防犯カメラの設置があまりされていない地域

特に築30年以上たっていると高齢者が住んでいる確率が高く、ガラスが割りやすい、ドアが壊しやすいなどセキュリティーも低い場合が多いので何かしらの対策をして方がよさそうです。

闇バイト強盗に入られないための対策

直接家の中に押し入って金品を奪う強盗犯は、オレオレ詐欺などの特殊詐欺よりも警察に捕まるリスクが高いといえます。そのため、狙いにくい家は下見の段階で避けるといわれています。
犯人に狙われないよう、家の防犯対策をしっかりと行い、「狙われにくい家」にする必要があります。

狙われにくい家の特徴

強盗に狙われにくい家の特徴を一言でいうなら『防犯意識が高い家』となります。
具体的には以下のような対策がされていると、侵入に時間がかかる、もしくは侵入・逃走が難しいと判断され、『防犯意識が高い家』として強盗犯から狙わる可能性が軽減できるでしょう。

  • 玄関に補助錠を付けている
  • 窓に防犯フィルム・補助錠をつけている
  • 侵入口となる窓や玄関周りに死角が少ない
  • 防犯カメラを設置が設置されている
  • ホームセキュリティを導入されている

都市防犯研究センターの調査では、侵入するのに5分以上かかると約7割の泥棒があきらめるという結果がでています。そのため、強盗犯に「侵入に手間がかかりそう」と思わせることが対策につながります。

参考: ALSOK

闇バイト強盗に入られてしまったときの対策

闇バイト強盗に入られた被害者は、暴行されたり、命まで奪われる残忍な手口に遭っています。
万が一、家に入られてしまったら時の対策を紹介していきます。

お金を出す

『金はどこだ?』と言われ拒否すれば、ひどい暴行をされる恐れが増します。

通帳のありかや暗証番号も言う

下手にかけひきして、ありかと違う場所を言ったりしたら、暴行がエスカレートする危険もあります。

トイレにもスマホを持ち歩く

スマホを常時、在宅時でもポケットに入れるなど、携帯しましょう。そうすれば、トイレにいるときに強盗の侵入に気づいても、すぐ110番できます。

トイレや浴室、寝室に置いた防犯ブザーを押す

児童用の防犯ブザーでいいので、トイレや浴室、寝室にも置いておきましょう。

捨て金を用意しておく

盗られても仕方がないとあきらめられる『捨て金』を用意しておきます。『金を出せ』と言われたら持っていってもらうお金を用意しておくとよいかもしれません。

参考: 女性自身

闇バイト強盗の想定ステップ

【ステップ01】リスト入手

犯罪グループは名簿業者などから犯行対象がピックアップされた闇リストを入手すると言われています。
闇リストを入手することで、ターゲットから個人情報を聞き出す必要がなく、より巧妙な手口の詐欺行為を可能にしているのです。

【ステップ02】闇バイトのかけ子を利用しアポ電

闇バイトの求人で応募してきた人がかけ子となり、ターゲットにアポイントメントのための電話をかけて追加の情報を聞き出します。「〇時に行くね」などと架空のアポイントメントをとって在宅時間を確認したり、家族や警察、金融庁や自治体の職員などを装って同居家族の有無や資産状況を聞き出すなど、巧妙な手口で行われているようです。

【ステップ03】追加の情報や下見などでリストの精度を上げる

かけ子によるアポ電で得た情報や、実際に住まいを下見するなどして情報を集め、闇リストの精度を上げていきます。住まいの下見の際には、家のつくりや死角、周辺環境、人通りのある時間帯や、逃走経路などを確認しています。
このほか、企業や行政などの正式な調査と思わせて回答を得る自動応答サービスも利用されているようです。

【ステップ04】実行

ステップ01~03までの準備が終わったら、被害者が留守あるいは一人の時間帯を狙って実行されることが多いようです。

闇リストの作成

前項の【ステップ01】で入手される闇リストはどのように作成されるのでしょう?ここではその一例を紹介していきます。

インターネット上から入手?その他にも

インターネット上で使用されたクレジットカード情報などを不正に抜き取って作成している可能性があります。
また、電話帳や自治会・同窓会の名簿、企業の顧客情報、病院のカルテなど、元となるデータはさまざまあるといわれています。

闇リストに載らないための予防策

  • 知らない相手から電話がきても、不用意に個人情報・在籍情報を与えない
  • アンケートに個人情報を記載しない
  • 家庭ゴミの中に個人情報をそのまま捨てていない

相手は不審に思われないよう、家族や警察、役所の職員など安心できる相手を装って電話をかけてくる場合があります。また、アンケートのふりをして情報を聞き出すパターンもあるようなので、不用意に個人情報を話したり記入するのはやめましょう。

闇バイト強盗の実行役

闇バイト強盗の実行役はSNSなどから『ホワイト案件の募集』といった形で集められることがよくニュースに取り上げられています。
「日当10万円」「高額バイト」といった魅力的な投稿に食いついた若者や借金に悩む人など様々な人たちがそれに応募し、途中で内容が変わり強盗の実行役となってしまう。というケースが多いようです。

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まとめ

最近、首都圏で多く発生している闇バイト強盗。
その被害にあわないためには、闇リストに載らないこと、強盗がやりずらい防犯意識が高い家にすることが重要そうです。

また、もし強盗に襲われた時のために持っていってもらうお金を用意しておくことも自分の身を守るためには重要かもしれません。
あとはALSOKなどの警備会社に守ってもらうのもいいでしょう。侵入されたら素直にお金のありかを教えて持っていってもらう。そこで手間取っているうちに警備員が到着すれば自分の身も財産も守れるかもしれません。

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